今会長がオーバーツーリズムの視察のため鎌倉を訪問された観光庁長官をアテンドいたしました
今会長がオーバーツーリズムの視察のため鎌倉を訪問された観光庁長官をアテンドいたしました。
8月某日、観光庁長官や関東運輸局局長が、国内外で問題となっているオーバーツーリズムの現状を把握するため鎌倉を訪れました。
今会長は、表参道商店会の荒井会長とともに鎌倉駅周辺および小町通りをアテンドいたしました。
秡川長官は途中、今会長の経営するおもちゃのちょっぺーに立ち寄るなど、気さくな一面を見せながら、視察は終始和やかに行われました。
視察後の意見交換会では、松尾市長、鎌倉観光協会、JR、江ノ電、湘南モノレールの皆さまも参加され、今会長は小町通りの現状の報告と防災の重要性を強く訴えました。
私、稲田も意見交換会に参加させていただき、これからの鎌倉の観光の形について深く考えるきっかけを与えていただきました。
鎌倉は、古都としての魅力に加え、近年ではインターネットやテレビ番組での紹介が増えたこともあり、訪問者数が年々増加しています。特に週末や観光シーズンには、多くの観光客の来訪により地域住民の生活への影響や、自然環境への負担が起こらないよう取り組んでいくことの必要性、そして、鎌倉の魅力を維持しながら、地域社会と観光客が共存できる持続可能な観光地を目指すことの重要性を感じました。
また、日本を代表する観光都市として、観光客の平準化、インフラ整備、観光客へのマナー啓発など、他の地域に先駆けて取り組むべき多くの課題があることも認識しました。
鎌倉の観光に携わる方たちが、鎌倉は観光庁長官自らが視察に来られるほど、日本において重要な観光地であることを自覚し、大同団結して日本のオーバーツーリズム対策の成功事例を目指すべきであり、この度の意見交換会で交わされた内容が形骸化されないよう、しっかりと具現化し、意味のあるものにするためには、DMOの設立や地元住民との協働による新たな観光の形の構築が必要です。
商店会の広報という立場ではありますが、鎌倉の観光に携わる一人の人間として「住んでよし、訪れてよしのまち、鎌倉」であり続けるため、できる限りの活動をして参ります。
観光庁の皆さま、関東運輸局の皆さま、暑い中鎌倉へお越しいただきありがとうございました。
記事作成:稲田富之(商店会広報)